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BMW F800GS Police

エンデューロモデル

F800GS Policeは、BMW Motorradが製造する警察用バイクの一つです。
このバイクは、BMW F800GSをベースにしており、パトロールや追跡などの警察の任務に適した仕様になっています。

市販車と白バイ(F800GS Police)の違い

軽量な車体を活かして未舗装路にも進入しやすいことから、警察車両としてラインナップされているそうです。
F800GS Policeには、警察任務に必要な装備が搭載されています。青色LEDの前後ビーコンライト、エンジン横のスピーカー、シングルシートカウル内に搭載された無線機、エンジンガード、補助バッテリーなど。
特殊装備として消火器も搭載しています。

F800GSについて

ベースとなるF800GSは2007年秋のミラノ国際モーターサイクルショー(EICMA)で発表されたミドルクラスのエンデューロモデルです。
同時にF650GSという姉妹モデルも表されました。同じGS(ゲレンデ・シュトラッセ)といたモデルですが、キャラクター設定が異なっており、F800GSはよりオフロード走行指向が強められたモデルです。
その分シート高が850mmと万人受けする扱いやすいモデルとはいえない、脚長の大型車といえるでしょう。
F800GSは2018年モデルまで設定されました。

エンジン

F800GS Policeは、排気量798ccの水冷並列2気筒DOHCエンジンが搭載されており、85馬力の出力を発揮します。
中速域で高出力を発揮する設定となっているのが特徴です。

足回り

ワイヤースポークホイールを履き、フロントホイールは悪路走破性と安定性向上のため21インチとなっています。路面からの入力に強い倒立タイプのフロントフォークが採用されました。
サスペンショントラベル215㎜のリアサスペンションは可変ダンパーシステム搭載で、プリロードのほかコンプレッション、およびリバウンド調整が可能です。

メーター周り

アナログタイプの2連メーターで、上が速度計で下が回転計。右の液晶パネルにはオンボードコンピューターの情報が表示されます。

燃料タンク

シート下に配置された燃料タンクはFシリーズの特徴のひとつ。サイドスタンド停車時に給油口が上を向くようになっています。
一般的な位置に配置されるタンクはダミータンクとなっており、イグニッションキーや12Vの電力を供給するソケットが併設されています。